『ひつじ探偵団』を観てきた。
まず驚いたのが、客席におばさまが多かったことだ。上映前に周りを見渡して、「この映画のターゲット層ってどこなんだろう?」と思った。
映画の内容は、かなりコメディ寄りのミステリー。
ミステリーとしてもしっかり面白いのだが、とにかくひつじたちがよく喋る。
嫌なことがあるとすぐ忘れようとするひつじ、そしてなぜか冬生まれというだけで妙な差別を受けていたりする。ひつじ社会の独特な価値観がちょくちょく出てきて、それがまた笑いを誘う。
劇場内でも笑い声がよく聞こえていて、実際かなりコメディ色は強めだった。
個人的には、『ナイブズ・アウト』 や 『マーダー。ミステリ―』のような、軽快なミステリー作品が好きなのでかなり楽しめた。重苦しさよりもエンターテインメント性を重視した作品が好きな人には合うと思う。
また、この作品で良かったのは、成長するのがひつじだけではないことだ。
動物たちの変化だけを描くのではなく、人間側のキャラクターたちにもきちんと成長や葛藤が用意されている。その過程が丁寧に描かれていて、終盤には「かっこいいな」と思わせてくれる場面もあった。
ひつじたちのコミカルなやり取りで笑わせながら、人間たちの物語もしっかり描いている。そのバランスがこの映画の魅力なのかもしれない。
コメディとしてもミステリーとしても楽しめる、なかなか満足度の高い作品だった。
原作小説もあるので、映画を観て気になった人はぜひ読んでみてね!

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